計画無痛分娩のはずが…かかった時間は29時間!?第二子出産体験記ー妊婦編ー

子育て

長男1歳半、次男の計画無痛分娩体験記

こんにちは!ミクmamaです^^
前回まではコロナ禍で里帰りをした長男の出産体験記をお話しました。

今回はそれから2年後の次男の出産体験記をお話します!

次男の妊娠判明~産休に入るまで

次男の妊娠が判明したのはだんだんと寒さが増してきた冬の初め。
長男出産から約1年経過した頃でした。


第二子を授かれた喜びと同時に頭をよぎったのは仕事のこと。
保育園の待機児童となり育休を延長し、翌年4月からの入園と職場復帰を目指していたんです。

前にもお話しましたが、ミクmamaは結婚するまでバリバリの社畜。

「仕事をしなければ!」

っという気持ちとは裏腹に、

「早めに2人目が欲しいな…」

という自分の中での葛藤がありました。

でもやっぱり…自分の人生!
第二子を授かれたことに感謝して行動することにしました。

まずは職場。
産休・育休が終わったのちに職場復帰をしたいと考えていたので、会社に第二子妊娠の報告と相談。

ありがたいことに保育園入園ができれば数ヶ月間の職場復帰をさせてもらえることに!

さらに復帰先は長男妊娠中の時ような移動が多い業務ではなく、本社での業務に携わらせてもらうことになりました。
色々配慮いただき申し訳ないと思いつつ、本当に感謝しかなかったです。

保育園の利用状況は各自治体やご家庭で色々と事情があるとは思いますが、私たち家族は幸運にも次男の産休・育休中も長男が保育園に通える環境でした。

そんな思いもあり今回は「里帰り出産」はせず、計画分娩をすることにしました。
さらに検討したのは無痛分娩をするかどうか。

長男を出産した直後は「もう出産無理〜…」って思うほどやっぱり色々辛かったのは事実。
しかしながら時間の経過とともに痛みの記憶が薄れていく人間の不思議…。(私だけ?)

悩みに悩みましたが、今回は実家のサポートはなく私たち家族だけで産後の生活を送ることになる。
そう考えた時に体へのダメージは最小限にしたい」っと考えました。

そして家族会議の末に決まった次男の計画無痛分娩。
ここから計画無痛分娩が可能な近隣の病院を探し、妊婦健診がスタートしました。

妊娠3〜4ヶ月頃|つわりと突然の赤いおりもの!?

妊娠判明から約1週間後、自宅から車で10分ほどにある病院の産婦人科を受診。
数回の受診を経て無事心拍確認、最初の受診から3週間ほどで出産予定日が決まりました。

まだこの時期はコロナ対策がバッチリ実施されている頃で、妊婦健診の家族付き添いはNG。

夫は仕事の合間を縫って送迎をしてくれていたのですが、この頃は病院内にも入れず駐車場で健診が終わるのを息子と待っているような状況でした。

そして始まった妊婦生活、付き纏ってくるのがつわり。

長男の時は食べづわり(それもおそらく軽め)。
今回はどちらかというと胃がムカムカ…あんまり食べたくないかなぁっていう気分。
それでも幸い全く食べれないような状況ではなく、気持ち悪さも、長男のお世話で気が紛れる程度でした。

そんなある日、日中に長男と過ごしていると突然、赤いおりものがちょっと多めに出現…。

長男の時は心配性過ぎたからなぁ。

このくらいは大丈夫かな…。

っと思ったりもしましたが「いや、やっぱり心配!」っと夫に状況を報告。

通常なら病院に電話をして長男を連れででも病院に向かうのですが、実はこの日の天気は!!
しかも雪も積もりだしていて、足元が悪い中ベビーカーで長男を連れて病院に行くのは難しい…。

そこで夫に少し早めに帰ってきてもらい、長男を預けて1人で病院へと行くことにしたのです。

積雪があるので車での移動は危険!電車を乗り継いで夕方遅くに到着した病院。

もう私の他に廊下を歩いている人なんてほとんどいない状況でした。
ポツンと一人で待合室で待っていると、考えるのはさっきの赤いおりもののこと…。

どうか無事でいてくれますように…

どんどん不安が募る中で診察が始まりエコーを見た助産師さんが一言…

「この子腹筋してるよw!」


…はい?笑

モニターに目をやると確かに腹筋をしているように見えるベビの姿が。
やっと人の形になってきたな、くらいの感じなのに体を何度も縮こませる。

…ストイックですね。笑

私の不安な様子が助産師さんに伝わったのか、エコーを見ながら明るく声をかけてくれました。

こんなやり取りでお分かりの通り、ベビに異常はなく至って順調。
「ただ動き過ぎには注意してね!」という指導だけ受けて無事帰宅の途につきました。

つわりが落ち着いてきたのは妊娠4ヶ月後半。
体重は2kg弱落ちてしまっていましたが、ここからしっかりと盛り返します。笑

妊娠5〜6ヶ月頃|始めての胎動と性別判明

妊娠5ヶ月に入ってすぐの頃。
長男が昼寝に入り、のんびりタイム♪っと芋けんぴをかじりながらテレビを見ていると…。

クニョ…

っとお腹で動く感触!もう一回確認したくてしばらく静かに待っていたのに全然動かず。
「寝ちゃったかな?」っと諦め、芋けんぴを食べ始めると…

…クニョ

食べ物食べてる時だけですか。笑
芋けんぴ…ボリボリうるさかったのか?笑

なんにせよ印象深い次男の胎動の始まりでした。

そして妊娠6ヶ月に入る直前ぐらいの健診で性別判明!

長男に弟ができる。

なんだか改めて感慨深くなりました。

妊娠7〜8ヶ月頃|長男の保育園入園と職場復帰

無事長男の保育園が決まり、新たな生活がスタートしました!
1ヶ月弱の慣らし保育も順調に進み、ついにミクmama職場復帰!

およそ1年半ぶりの職場にドギマギしながらも、夫婦でルーティーンをこなす日々!

6:00起床→8:00長男送り→9:00出社→17:00退社→18:00長男迎え→21:00長男就寝&家事→0:00就寝

土日で作り置きを作って、毎日朝のうちに夕食の準備、お風呂に洗濯、寝かしつけに着替え、保育園の支度自分の身支度

ほんとにこれぞ目の回るような毎日…世の中のママ&パパ、本当にお疲れ様です。

そんな日々を過ごしていると胎動に少し変化が…
相変わらず元気に動いているベビでしたが胎動を感じる位置が左右の脇腹付近に移動。

健診で診てもらうと

「ベビちゃん、横向きになってるね」

どうやらまだお腹の中でグルグル動き回れるようで現在横向きになって滞在中。
でもそろそろ体が大きくなってきて向きも変えられなくなってくる。

近いうち頭が下に来るように戻るだろうか…

っと心配していましたが予定日2ヶ月前の健診で頭を下にしていることを確認。
よかった、よかった!

そしてこのタイミングの健診から家族の付き添いがついに解禁!
夫、初めての妊婦健診付き添い!

「緊張する…!」っと言いながら相当浮かれた顔してました。笑

時を同じくして立ち会い出産も再開!
けれど長男が分娩室には入れないので、立ち合い出産については検討となりました。

妊娠9〜10ヶ月頃|長男の体調不良と前駆陣痛

この頃になると長男の時と同様、毎晩お腹の中で大運動会が開催!
…ミクmamaの寝不足が続きます。笑

妊娠10ヶ月を迎える直前で産休に入り、自宅で出産に向けて準備をする日々。
そんな中、長男が体調不良で保育園をお休みすることが多くなり、出産直前までの2〜3週間は自宅で長男とベビと一緒に過ごしていました。

妊娠初期の赤いおりものが出た時以来、特にトラブルなく成長してくれたベビ。
すごいぞ!!

そしていよいよ正産期に突入してすぐの健診。
担当の先生がカレンダーを見ながら「この週ならどこでもいいよ」と計画分娩日を聞いてきました。

するとちょうどその週、月は違えど長男の誕生日と同じ日がある!!
兄弟で同じ日もいいな思い、夫と相談して日取りを決定しました。

いよいよ計画分娩も間近!!
緊張と共にやっと会える喜びをかみしめていたそこから数日後…

夜中にお腹が痛みだし1人でタクシーに乗って病院へ向かうも、前駆陣痛だったようで時間の経過とともに痛みも落ち着き…。
まだ出産には至らず、この日は自宅へ帰宅したのでした。

計画分娩前日|まさかの事態が…

いよいよ明日の9:00から計画無痛分娩が始まる…。
緊張を感じながら迎えた入院前日。

この日は長男は保育園、主人は仕事へ行っているごく普通の1日。
私はお家で入院準備の最終チェックをしていたのですが…

なんだか昼頃からお腹が張る

そして地味にお腹痛い…

間隔を測っても不規則だったので、その後もお家でゆっくり過ごしていました。
ところがその日の夕食時、痛みが急に強まり定期的に痛みがやってくるように。
そこから約3時間程、自宅で待機していましたがだんだんと短くなっていく間隔。

長男を産んだ際に
「初産の割にお産の進みは早かったから2人目の時はもっと早いかも」
っと言われたこともあり、23時ごろ耐えきれず病院に連絡。

「今から来れますか?」

病院からの指示をもらい、急いで夫の運転する車で病院へ向かいました。
病院前で降ろしてもらい、チャイルドシートで寝ている長男と夫に送り出され静かな院内へ。

分娩室のある病棟へ案内され、向かうと助産師さんがすぐに来てくれました。
ソファーに座って状況の聞き取りをしながらNSTを装着。
しばらくの間そのままNSTを実施、15分間隔でしたが陣痛は始まっているとの判断でした

どのみち翌日から入院の予定だったし、NSTが終わる頃には0時を超えていたのでそのまま入院。
その後、深夜2時ごろには5〜6分程度の陣痛に変わり痛みも本格化!

「これは朝までには産まれるかもね!」

助産師さんのその一言で無痛分娩はできないと腹を括りました。
無痛分娩は麻酔科の先生がいる平日の勤務時間内でないと麻酔の処置ができないと事前に説明を受けていました。

なので土日祝や夜間に分娩になった時には麻酔ができない。

よし!

もうこうなったら麻酔なしで産んでやろーじゃないか!!

無痛分娩を期待していた心を鬼にして、自然分娩に向けて気合いを入れ直す。
朝までの辛抱だ!!

やるぞっ

これがまさか29時間にも及ぶお産になるなんて誰が予想できたでしょうか。

まとめ

次男の妊娠生活は、仕事との両立長男のお世話に追われるうちにあっという間に過ぎ去っていきました。

妊娠初期には赤いおりものでヒヤリとした瞬間もありましたが、大きなトラブルなく正産期まで成長してくれたベビには感謝しかありません。

今回、計画無痛分娩に向けて準備を進める中で学んだ最大の教訓はやはり「出産は計画通りにはいかない」ということです。
麻酔科医の不在など、病院側の事情で無痛分娩ができない可能性も考慮した心の準備をしておくことが、特に重要だと痛感しました。

まさかの計画日入院前夜に陣痛が始まり「無痛なしで産むしかない!」と腹を括ったミクmama。

次回は、その決意から始まったトータル29時間にも及ぶ次男の出産体験の全貌をお話したいと思います!

それではまた^^

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