計画無痛分娩のはずが…かかった時間は29時間!?第二子出産体験記ー出産編①ー

子育て

計画無痛分娩が29時間!?前日に始まった本陣痛と麻酔のリアル

こんにちは!ミクmamaです^^

計画無痛分娩の予定がまさかの29時間!?
今回は、病院に入院してから麻酔はどうなるのか…までのお話です。

計画無痛分娩のはずが…これじゃ計画倒れw
っと冗談はさておき、やっぱり計画通りにならないことなんて可能性としてはあるわけで。

そんなミクmamaの体験した計画無痛分娩、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

前回の記事はコチラ↓

妊娠39週4日目

病院に到着しNSTを装着、本陣痛が始まっているから入院しようと手続きを始めたころには日が変わり妊娠39週4日目を迎えていました。

入院手続きが終わり、内診をしてみると子宮口の開きは2.5㎝。
ただ経産婦なので油断はできません。
一度産道が出来上がっているので、突然急にお産が進むなんてことはよく聞きます。

ひとまず陣痛室のベッドへ向かい入院着に着替え…たけれど、特に今やることもなし!笑
陣痛もまだ「う~」っと少し我慢すれば何とか乗り越えられる程度。

「寝れるうちに寝ておいた方がいいね」

AM1:00 助産師さんのアドバイスもあり、ベッドに横になって寝てみることにしました。

…が、30分後のウトウトし始めたころから陣痛が急に強くなり「ふぅーっ」っといきみ逃しのような呼吸をとらないと耐えられない程に…!?

AM2:00  急に強まる陣痛!ところが…

強い陣痛は続くようになり、あっという間に5~6分間隔。
もうこの状況では寝ていられず、陣痛が来ると立ち上がりベッドの柵につかまって呼吸で痛みの波が過ぎ去るのを待つ。

おぉー長男の時の経験が活きてる…!

落ちついて陣痛の波を越えられてる…!

大丈夫だ、これならいける!

無痛分娩の希望が打ち砕かれた自分へのメンタル向上の為に自分を励ます!!

ただ陣痛は強まっても、まだまだ子宮口は開き始めたばかり。
じっとベッドで陣痛を耐えるよりも歩いていた方が気が紛れるのと、お産を進めるためにも深夜の病棟の廊下を行ったり来たり、手すりを伝って歩き回りました。(徘徊)

長男の時は個人医院でコンパクトな作りであったため、廊下といっても往復ですぐ帰ってこれるような距離でしたが、ここは病院。

深夜の非常灯しか付いていないような暗いながーい廊下をひたすら歩き回っていました。
(ちょっと怖い…)

でも他にも陣痛がきている妊婦さんが同じように一生懸命歩いていたので、なんだか心強い。

「お互い頑張ろう!」っと心の中で念じながら、歩いては陣痛に耐え…を繰り返していました。

ある程度歩いた後にはベッドに戻り、さらに「これどうだー!」っと追い込みスクワット開始。
産まれるなら潔く、朝までによろしく!っとベビに願いながら色々と体を動かし続けました。

ところがAM5:00頃になるとだんだんと弱まっていく陣痛…。

えっ、なんで??

さっきまでの痛みはどこへやら…軽く我慢できる程度の痛さまで治まってしまいました。

AM8:30  ギリギリの決断!麻酔は出来るのか!?

あれだけ動いたので朝食は見事に完食。笑
その後、担当の先生による内診がありました。

外来からお世話になっているこの先生は、口数が少なく余計なことはしゃべらない。
最初はちょっと怖い印象もあったのは確か。

数回目の健診の際に、「先生、大丈夫そう?」っと助産師さんにも心配されました。

でも口数が少ない中にも私を思って言ってくれた言葉も多く、

「口数は少ないけど、優しいですよね」っと助産師さんに告げると、

「そうなのよ!!わかる!?すごく優しい先生なの!!」っと笑顔で自信たっぷりに紹介してくれました。

一緒に働いている助産師さんがそこまで言うならきっと大丈夫。
そう思って、健診の初診から計画分娩の調整までお世話になった先生です。

その先生曰く、子宮口が4㎝くらいまでの開きだったらこれから麻酔の処置は出来るらしい。
それ以上に開いていると、麻酔の処置や投薬、薬の効果が出る前に分娩が来てしまうかもしれないから麻酔は出来ないと説明を受けました。

えっ、内診次第では無痛分娩出来るかもしれない!?

かすかな希望を抱きながら内診を開始!
明け方までめぇーっちゃ頑張って歩いちゃったからなぁ…ダメかなぁ…。

「んー…ギリギリ4㎝。麻酔は出来るよ

「促進剤で誘発する予定だったけど、陣痛きてるから促進剤は使わないけど」

ま、マジーーーっ!!!

キターーーっ!!

麻酔できるってーーーーーっ!

痛みが軽減できるーー(ひゃっほーい

っと喜んだのもつかの間、

「もう陣痛も来てるし…麻酔いる??笑」

っと普段あまり笑った顔を見せない先生が笑いながら聞いてきました。
いや、そんなかわいらしい笑顔を見せられたって…。
気は変わりませんよ?

「麻酔します!笑」

AM9:00  硬膜外カテーテル装着のリアル

助産師さんに呼ばれ処置室に入るとベッドに横たわるように指示され、いよいよ麻酔の準備!
麻酔科の先生にカテーテルさえ処置してもらえれば、もう何とかなる!

っと浮かれていたのもつかの間、無痛分娩に使用するのは硬膜外カテーテル。
腕とかではなく背中にブスッと刺されると聞く麻酔…。
これが一番痛かったという感想もチラホラ読んだことを思い出しました。

「じゃあ背中をこっち側に向けてください」

おぉーっ…背中に針を刺すなんて初体験。
想像するだけでゾッとする…

この時点で麻酔の針の恐怖に脳内は侵略されており、麻酔科の先生の話が右から左に抜けていく…
実際、背中にどんな処置をしていたのか記憶が曖昧なんですが…
エビみたいに背中を丸めてまず局所麻酔をした…っと思います。笑

その後、「じゃあ刺しますよー」の合図で全身に緊張が走り、

ズーーーン!!

っと感じる圧!!体の芯にズーンっとくる感じ。
でも局所麻酔のおかげか痛みはなくて「あ、このくらいで終わるんだ!」っと安心した記憶は残ってます。(これも感じ方は人それぞれなのかな)

そこからテストで薬を入れて1時間程度安静にします。
ここで昨夜の寝不足がいい感じに効いてきて、診察台の上で思いっきり爆睡。
起きた時にはテストが終わる頃で、特に問題はなく無事にカテーテル装着完了!

これさえ装着していれば、分娩が近くなった時に薬を投薬してもらえる!!
なんとか無痛で出産できることになり、大きな安心感を得ることができました。

そこからはなんとかお産を進めようと廊下を徘徊、スクワット、ご飯を完食、廊下を徘徊…
ひたすら動き続けてみましたが結局陣痛の間隔はあまり変わらず、痛みも強くならない。

その間に私より先に陣痛室にいた妊婦さん、さらに後から陣痛室に来た妊婦さん、みんなもうお産が終わったようで…

気がつけば陣痛室は貸切状態。

ベビ〜!!
いつ出てくるつもりなんだ〜!

次回へ続く

本陣痛が始まり、朝までに産まれそうだから期待していた無痛分娩は無し!
からのやっぱりできるかも!という展開に心乱されまくりな半日でした。笑

でも結果的に無痛分娩を実施することができそうで一安心。

ただ無痛分娩にも副作用やリスクはあります。
次回は副作用に襲われつつも体験した無痛分娩の結末までお話しできればと思います。

お時間あるときにまたお付き合いいただけると嬉しいです。

それではまた^^/

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