麻酔処置も無事完了!長丁場の次男出産レポ、ついに完結!
こんにちは、ミクmamaです^^
さすが29時間かかった出産。
文字に起こすと長いこと、長いこと…。汗
こんなに長い体験記になってしまったにもかかわらず、お付き合いいただいている皆様ありがとうございます。
この記事で次男出産体験記は完結いたします。
もうしばしお付き合いくださいませ。
これまでのお話はコチラ↓
妊娠39週4日目
PM2:15 進まない陣痛との戦い
午前の外来が終わった後、先生がやって来て内診開始。
割と普通に診察台に乗って内診を受けている私に、
「えっ?痛いの?痛くないの?笑」
「どっち?笑」
っと驚きながら笑っている先生。
「いやぁ…痛いっちゃ痛いですけど…ww」
「笑ってる余裕あるもんなぁ〜笑」
「あ、でも朝よりは子宮口開いてるわ」
この時点で5〜6㎝。
進んでるって言ってもまだまだだなぁ〜っと心のぼやき。
でもそんな時に横にいてくれた助産師産は、
「ちゃんと進んでるよね!だっていっぱい廊下歩いてたもんね!」
っと励ましてくれました。
なんて優しい。(先生にアピってくれた笑)
その後も徘徊→スクワット→おやつ(完食)→徘徊→NST→徘徊を続ける。
気がつけば3時間近く経過…
PM 5:20 いよいよ麻酔投薬!しかし、発動した悲劇の欠食
夕食前に再び内診。
すると、ここで子宮口7㎝まで開いてきた!
やっとここまできたぁ。
たくさん動いたし、夕食食べてもうちょっと頑張るぞ!
なんて思っていたら助産師さんから衝撃の一言。
「経産婦さんだから、これ以降の進みが結構早い可能性がある」
「麻酔の効果が出るまでに時間がかかるから投薬を始めないと間に合わないかもしれない」
「だから今から麻酔を開始したいけれどいい?」
えぇ!よいです、よいです。
まだ我慢できる程度ですが薬入れたほうがいいならぜひ!
「そうなると麻酔の前後1時間はご飯食べられないんだけど…」
…ガーーーン!!
病院のルールでご飯を取っておける時間も決まっているので、その時間にも間に合わない…。
ご飯を食べられないのは非常に悲しい。
悲しい…(大事なことだから2回言う。笑)
でもここまで処置したし、間に合わなかったら意味ないので「大丈夫です」とお返事。
麻酔が落ち着いたら持ち込んだお菓子でも食べよう。
「ごめんね…」
すごく申し訳なさそうな助産師さん。
逆にこちらが食い意地はってて、すみません…。
そこからすぐに先生がやってきて麻酔開始!
背中に這わせて固定したカテーテルに、ツーッと冷たい薬が流れてゾワゾワする!!
ただ染みるとか痛いとかは無く、薬が効くまで40分前後待機。
時間を置いた後、保冷剤を足に当てて左右差をチェック。
「感じ方が違ったら教えてね」
っと言われ、足に全集中。
「若干、右足の方が冷たく感じるかも…」と伝えるとすぐに先生がやってきて追加の薬を投入。
そこから横になってしばらく様子をみていました。
PM7:30 眠気・吐き気・痒み…麻酔の副作用オンパレード
陣痛の痛みは消え、下半身の感覚がないのを実感。
すごいなぁ、麻酔。
っと感心していたのも束の間。
軽い吐き気に強烈な眠気、息苦しさ、寒気に痒み…
もろもろ副作用のオンパレード!
巡回に来てくれた助産師さんに「ちょっと息苦しいかも…」と伝えて薬の量を調整。
その後、眠気に耐えきれず爆睡。
起きた頃には症状は軽減していました。
よかった。
PM10:00 ゼリー飲料事件、勃発!
陣痛間隔2〜3分。子宮口は7〜8㎝。
装着したままのNSTで陣痛のたびに数値が上がっていく様子を画面で確認できるものの、痛みはない。
痛みはないけどお腹が張っている感じはわかる。
長男の時はNSTで数値が上がっていくのを見ると「痛いのくる!痛いのくる!」っと構えていたので、冷静に数値を観察しているのがとても新鮮。
ここにきてさすがに小腹が減る。
夕食、食べ損ねたからなぁ。(小声)
自身で持ち込んだゼリー飲料をバッグから取り出す。
普段あまりゼリー飲料を飲むことがないミクmama。
なんなら長男の時も消費せずに終わっちゃったので「いらないかな」っと思っていました。
しかし今回の病院のオンラインパパママ教室で陣痛中のエネルギー補給に用意した方がいいと念押しされたので、一応用意していました。
いやぁ〜今回ばかりは用意しておいてよかった。
エネルギー補給にベストだわ。
っと思っていざ蓋を開けようとした瞬間、パッケージの一言が目に入る。
「カロリーゼロ」
…今はカロリーがほしいんだが。
なんと助産師さんに「ダイエット用ゼリー飲料もあるから気をつけてね!」って説明会で言われていたにも関わらず持ち込んだのはカロリーゼロのダイエット商品。
やってもーた。
飲もうとした時に「そうだね!飲める時に飲んでおいた方がいいよ!」って助産師さんにアドバイスされて思わずパッケージ手で隠したよね。笑
麻酔で痛みは消えてるはずなのに、見えない何かにダメージをくらう…。笑
なんか恥ずかったわー。
みなさんもゼリー飲料にはお気をつけて。(私だけか)
妊娠39週5日目
AM2:00 子宮口全開!…なのに進まない分娩
ゼリー飲料事件の後、自分の失態に向き合えずふて寝。←w
起きた頃には日付が変わってAM2:00。
ここで内診をするともうほぼ全開。
全開なのにNSTに表示される陣痛の間隔は5〜6分。
また間隔が空いちゃった。
全開だけれど破水もまだだし、陣痛間隔も長い。
ベビよ…そんなに出たくないのか?笑
AM4:00 なんとか破水で停滞打破!?
さすがに子宮口全開から2時間。
なかなか進まないお産を進めるべく、いきむ練習をしてみることに。
同時に助産師さんがグリグリ卵膜を刺激。
通常なら絶対に痛いはず。
がしかし、今の私は麻酔が効いているので無敵状態!!
パシャッ!!!
ここでやっと破水。
破水が予想以上に多くて、入院着までびしょ濡れの事態に。笑
助産師さんが応急処置をしてくれて、なんとかその場を乗り切る。
さぁいよいよ破水もして、陣痛も強まってきた!
少し痛みが出てきたのでまた薬の量を調整してもらったのですが、ここで出てくるのが副作用。
やっぱり強烈な眠気と寒気、痒み…
「一旦、寝ます」
と告げて最後の体力温存に入ります。
AM6:00 いよいよ陣痛室脱出!
短い仮眠をとると色々スッキリ!!
ここでまた助産師さんの指導のもと、いきみの練習。
練習と言われたので恐る恐るいきんでいたのですが、なかなかベビが降りてきてくれない。
これ以上長引くと、促進剤や吸引処置になる可能性があると言われ、結構本気でいきんでみることに。
すると何回か続けると、やっとベビがいい感じに降りてきてくれた!
「そろそろ分娩室行けそうだね」
長いこと滞在した陣痛室からやっと卒業の時。
AM7:00 麻酔下で冷静に迎えたベビの爆誕
ベッドごと分娩室に移動し、分娩台へ乗り換える。
そのタイミングで分娩用の病院着に着替えたのですが、
「さっきの入院着、本来なら持って帰れるんだけど…どうしますか?」
っと念の為、確認してきた助産師さん。
もう破水の時に羊水でビショビショですからね。笑
「いらないです。笑」っとお断りしていざ分娩台へ。
いきむタイミングがわかりやすいように、少し麻酔の量を減らして軽く陣痛を感じるよな状態にして準備万端。
タイミングはなんとなくわかっていたので、助産師さんにサポートしてもらいながらいきむ。
挟まってる感覚はあるものの、初産の時のような強烈の痛みはない!
すると3〜4回目の陣痛の波でスルッとベビが爆誕!
分娩室に入室して20分ほどでの出来事でした。
「おめでとうございます!!」
痛みがなく自分に余裕があったので冷静にベビが爆誕してくるところを、じっくり見ることができました。
いや、これはほんとに貴重な体験。
そこからは手早く助産師さん達が処置を施してくださったのですが、ちょっと裂けたところが発生。
(麻酔してたから裂けた痛みとかも感じない。)
その処置はいつもの先生が来て処置してくれる予定だったのですが、この時間こちらにくることが難しかったらしく他の先生に対応してもらいました。
その際に胎盤の摘出をしてもらったのですが「ゴメンね~」と言いながら子宮に手を入れて処置。
長男の時にはお腹をグリグリ外側から押して刺激して胎盤を出していたので、驚きました。
ただこの痛みも麻酔をしていたので、違和感程度で済みました。
バタバタと処置が進んで行くと、ここでやっといつもの先生が登場!
私の側までやってきて「ずいぶん時間かかったじゃん笑」っと労いに来てくれました。
そしてスタスタとベビのところへ向かった先生。
背中しか見えなかったけど、絶対目尻を下げまくった顔してんだろうなってわかるくらいの声で、
「かわいーなぁー」
とベビと初対面していました。
この先生、超が付くほどの子供好きなんだなと改めて思いました。笑
この後、分娩室で2時間安静だったのでベッドに戻れたのは9時過ぎ。
…朝ごはん、間に合いませんでした!笑
2食抜き…。ぐすん。
助産師さんが「ごめんね!ごめんね…」ってめっちゃ謝ってくる。笑
いえ、無事に産むことの方が優先ですから、仕方ないのは分かってるんです。
出産を振り替えって
兎にも角にも母子ともに健康で迎えられた朝。
陣痛が強まった入院初日のAM2:00から約29時間半に及ぶ出産となりました。
立ち合い出産の件に全く触れていませんでしたが、実は次男の出産も結局夫の立ち合い出産は叶いませんでした。
まず立ち合い出産再開時の病院のルールとして、下記のようなものがありました。
- 夫だけが入室出来る
- 分娩15分前にならないと病院内に入れない
病院内で待つこともできず、さらには分娩時間が予想よりはるかに長引いてしまったため、夫には長男についていてもらうことにしました。
義両親も夫の元に向かってはいてくれたのですが、朝一の出産になってしまったため惜しくも間に合わず。
でも私も長男に会いない寂しさと不安があり、それはきっと長男も同じであったと思うので、みんなで長男に寄り添ってもらえたことで私も安心できました。
立ち合い出産は叶いませんでしたが、それでも無事出産を終えられて本当に良かったです。
まとめ
初めての計画無痛分娩。
結果的には計画倒れ的な感じになっちゃいましたが、無痛は体験することができました。
副作用や体に合う合わないがあるので一概には言えませんが、私は今回無痛分娩をやってよかったと思っています!
- 辛い陣痛時間を痛みなく、落ちついて過ごせた
- 分娩台の上で冷静でいることができて、ベビの誕生を余裕をもって迎えられた
- 出産後の処置も痛みやストレスなく終えられた
この部分がメリットとして大きかった。
ただ副作用も体験しているので、麻酔を使用する怖さも感じました。
なのでちょっとでも「変だな?」と思ったら助産師さんに伝えることが大事。
そして無痛分娩を実施するにあたっての説明事項や必要な検査、リスクや実施可能な時間帯があるということも家族でしっかり理解し、納得した上で実施することが大事だなと感じました。
さて無事に出産を終えたわけですが、次回は産後の様子をお話できればと思っています。
それではまた^^/

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