【不安・ドキドキ・心配だらけ】初めての出産はコロナ禍の里帰り出産~妊婦編~

子育て

コロナ禍での妊娠・出産、不安を乗り越えた記録

こんにちは、ミクmamaです^^
プロフィールでもお話しましたが、我が家には年中の長男3歳の次男がいます。

長男はコロナ禍での里帰り出産、そして次男は里帰りなしの計画無痛分娩と2回のお産はまるで違うものでした。

初めての妊娠がわかったとき、喜びと同じくらい「お産に私は耐えられるのか…」と不安でいっぱいになりました。その不安を少しでも和らげたくて、妊娠中はたくさんの体験談ブログや動画を読み漁っていました。

でも、実際に体験してみて改めて気づいたんです。

「やっぱり、お産は十人十色なんだな」って。

長男と次男、それぞれ全く違うお産でその都度いろんな感情を経験しました。
当時、先輩ママたちのリアルな声が私をどれだけ支えてくれたか、今でも忘れません。

だからこそ私の体験談が同じくこれから出産を迎える皆さんや、子育てに奮闘している誰かの役に立てたらと思い、ここに書いてみることにしました。

この記事では、私がコロナ禍で実際に経験した「つわり」「転院」「切迫早産」といった具体的なトラブルと、それをどう乗り越えたかをお話しします。
同じような不安を抱えている方の心が少しでも軽くなるヒントになれば嬉しいです。

今回は、まず長男の出産体験記からお話していきます。

長男の妊娠判明~産休に入るまで

長男が産まれたのは今から約5年前の2020年。
まさに世界中にコロナが広がり始め、パンデミックが宣言される直前に長男の妊娠が判明しました。

大きな喜びと初めての妊娠に感じる不安、そしてコロナに対する恐怖…

そんな不安と産後の回復のことを考え、里帰り出産の後、実家でしばらくお世話になることにしました。

妊娠3〜4ヶ月頃|つわりと仕事の両立に苦労

心拍の確認と出産予定日が定まり母子手帳を受け取った頃、会社上司への報告をしました。
本当はもう少し安定してから会社には報告するつもりだったのですが、当時の私の役職はPCや書類もろもろ担いで電車で県内の営業所を移動しまくる職種。
さらには業務が拡大し1日で近隣の2〜3県、平気で移動するようなこともあり体力的にもコロナの感染面でも大きな不安があったため早めに報告をすることにしました。

「無理はしないで!」とありがたい言葉をいただき、精一杯できることをやりきって産休をいただこう!

…っと意気込んだ矢先に数日間隔で発生する少量の褐色出血。
心配になって産婦人科を受診し、「妊娠初期の少量の出血は珍しいことではない」とのことでした。
ただ注意が必要な出血もあるので念のため療養を勧められ、数日間会社をお休み。

その後も産休に入るまで出血やお腹の張りがあればお休みをいただきました。
仕方のないことだけれど、ただただ申し訳ない気持ちと思ったように業務が進められない自分にとにかく落ち込んでいました。

社歴10年。
それまでバリバリの社畜(笑)として働いてきた私には、この状況を受け入れるのがなかなか難しかった。

そんな時にブログや会社の先輩ママ達の言葉で救われたのを今でも覚えています。

「もう自分1人の体じゃない」

「お腹にいる赤ちゃんを守れるのは自分だけ」

「職場にあなたの代わりはいるけれど、赤ちゃんのママはあなたしかいない」

私が無理すれば、赤ちゃんにも負担がかかる。
少しずつ自分に言い聞かせていました。

幸いつわりはそこまで酷い状況ではなく、私の場合は俗言う「食べづわり」
1日の中で寝起きが一番症状が出やすく、目が覚めてゴロゴロしているときが怠くて気持ち悪い。

なので起き抜けに動かなくても食べ物を口に入れられるように、枕元に常時ナッツの小袋SOYJOYを用意していました。


特にSOYJOYはいろんな味があるので「明日の朝はこれにしよう…♪」っと考えながら寝るのは一つの楽しみでした。

目が覚める→SOYJOY(もしくはナッツ)を手に取る→食べる→活動開始!

これが妊娠初期の朝のルーティーン。

妊娠5〜6ヶ月|初の胎動、そして転院の不安が爆発

色々とトラブルは起こっていたものの、ひとまずは安定期突入
政府から出されていた緊急事態宣言も解除になり、安産祈願の為にお参りにも出かけました。

つわりもだいぶ収まり、妊婦生活に慣れてきたこの頃に初めての胎動…!
妊婦健診のエコーでは早々に性別も判明し、名前の検討を始めました。

名前は我が家の場合、まず画数の良さそうな名前を本からピックアップ。
その中から5つ程にまで候補を絞り、最終決定は産まれて顔を見てから決めることにしました。

安定期に入った頃、里帰り先の産院で一度妊婦健診を受けるように言われていたので訪問。
里帰りまでの検診は自宅近くの産婦人科に通い、出産が近づいたら地元の産婦人科に転院する予定でした。

この転院が無事に受け入れてもらえるのか、すっごく心配だったんです。
実家のある町内には産婦人科がなく、隣の市まで行かなくてはなりません。
そして実家から一番近いその産婦人科でも、車で15分ほどかかる場所…

「もし、いっぱいで診てもらえなかったら…」

県外から来る方は診れませんと言われたら…」

当時、絶賛コロナ禍で「帰省も控えましょう」という雰囲気だったため、

「里帰りできないかも…!?」

と心配しすぎて、実は妊娠判明後すぐに地元の産婦人科に電話してました。

でも「妊娠5ヶ月頃、一度検診に来てください」としか言われず、さらにモヤモヤ不安は募るばかり。

今思えば「心配しすぎ!」って笑えるんですけど、初めての妊娠に加えてコロナ禍という状況だったので、本当に心配で仕方ありませんでした。
自宅近くで検診で行っていた産院には里帰りをすると言ってあるので分娩予約はしてないし、これで里帰り先で断られたら…私はどこで産むんだ!?

(まぁ実際にはちょっと考えすぎだったわけですが。笑)

里帰り先の産院で受診履歴がついたことで「私、ここで産む予定です!」と宣言できたみたいで、なんだか安心したのを覚えています。

そして里帰り出産をするにあたり先生から言われたのが、次の2つのことでした。

  • 35週頃から里帰りして、そこからはこちらで妊婦健診を受けること
  • コロナ対策のため、実家に帰省して2週間自宅待機期間をとって妊婦検診を受けること

溜まりに溜まっていた有給も使って早めに産休をいただく予定だったので、実家に早めに帰ることには問題はなかったのですが、「この2週間の間に何かあったらどうしよう…」っと心配性炸裂。

妊娠7〜8ヶ月|切迫早産の可能性と早めの産休

やっと決まった後任との引き継ぎに全力投球!同時に関わっていた仕事のラストスパート

…こういう時、無理しちゃってるんですよね。

予定していた産休入りまで2週間を切った頃、仕事中お腹の張りを感じていた日の帰り道に突然、
「ドバッ」っと何かがおりものシートにかかった感触…

「えっ…!?」

もう頭の中が一瞬で真っ白になりました。
おりもの?尿漏れ?破水…?血…??
自宅まで残り5分ほどの距離、もう怖くて泣きそうになりながら帰ったのを覚えています。

帰宅後、恐る恐るトイレで確認すると血ではない。
でも今まで感じたことのない液体量だったことから慌てて産院に連絡、すぐに受診してもらうことになりました。

受診の結果、破水ではなく様子を見て大丈夫とのこと。
その言葉を聞けて安心したのも束の間、この時子宮頸管が26mmと短く切迫早産の可能性を指摘されました。

そんな状況でも赤ちゃんはいたって元気!
この頃は瞬発力のあるキックで元気さをアピール。
(突然のキックの衝撃にミクmamaは「うぅっ…」っとお腹を抱えることもありました)

後任の方をはじめ会社の方には迷惑をかけてしまいましたが、大事をとって3日ほど休養。
1週間ほど仕事に復帰した後、少し早めの産休入りとなりました。

妊娠9〜10ヶ月|いよいよ里帰り、そして正期産へ

産休に入ってから3週間ほどは自宅でのんびり過ごし、少しずつ購入していた赤ちゃん用品や出産用品、里帰りの準備をしていました。

お腹の赤ちゃんはと言うと瞬発的なキックは減ったものの、今度はお腹の皮膚を押し伸ばすような地味に痛い動きに変わりました。(これが地味に痛い…)
きっとお腹の中のスペースがなくなり、窮屈だったんでしょうね。笑

そしていよいよ妊娠33週目に実家へ帰省、ここから2週間の自宅待機に入りました。
当初の心配はよそにこの2週間は特に問題は起こらず無事35週目の妊婦健診を里帰り先の産院で受けることができました。

この産院は出産後の部屋は全員個室!料理もおいしい!との評判は聞いていました。
実は私が出産する4ヶ月ほど前に義理の妹がこの産院で出産を経験

「マジでご飯おいしいですよ!」

との感想も聞いていたので、出産後の入院生活は少し楽しみにしていました。

少し残念だったのは、コロナ感染症対策で立ち会いはおろか面会も中止だったこと。
こればかりは仕方ない。
退院まで夫は会えない状況だったので、私の退院に合わせて夫も実家に帰ってくることになっていました。

順調に36週、37週と過ぎていき正期産に突入。
もう座っても寝ていても何をするにも苦しい日々。

「あと2週間続くのか…がんばるぞ!」っと自分に言い聞かせていた38週目の深夜2時。
その時は突然やってきました。

妊娠期を振り返って

初めての出産、右も左もわからず「赤ちゃんが産まれるまでどういう道筋をたどるのか…」
イメージができないことからなんとも言えない漠然とした不安にかられた時期がありました。

わかるわけないですよね、初めてだもん。未知の経験だもん。

でも他のママ達の体験談を見たり聞いたり、「たまごクラブ」で自分と同じくらいの週数のママ達の様子を見てみたり、親子学級に参加してみたりすることで自然とイメージができていって漠然とした不安っていうのは無くなっていきました。

もちろんイメージができたからこその不安が今度は出てくるわけですが、助産師さんをはじめ周りの人を頼りながら少しずつお産に備えていければいいんです。
っと、今ならあの時の自分に言える気がします。

産前にやってよかったこと・後悔したこと

産前にやってよかったこと

自分が産前に特にやっておいてよかったと思ったのは出産に関する手続き確認!

  • 出産一時金
  • 育児休業申請書
  • 育児休業給付金
  • 出生届
  • 出生通知書
  • 扶養手続き
  • 健康保険の加入
  • マイナンバーカード
  • 医療費助成
  • 児童手当金
  • 高額医療費
  • マンション/不動産への報告など

これらの情報は一例です。詳細は必ずご自身のお住まいの自治体や会社の担当部署にご確認ください。

会社や自治体、ご自身の環境によって様々かと思いますが

「何を、いつまでに、どこへ出すのか?」

これは夫婦で協力して事前にスケジュールしておいた方が楽です!
絶対やっておいた方がいい!

後悔したこと

後悔というには大袈裟ですが、ベビーカーの購入時期は検討するべき!
商品を調べたり、実際に物を見に行ったりは産まれる前にやっておいた方が無難です!
でも実際に購入するのは産まれる直前、または人によっては産まれた後の方がいい。

そう思ったのはメーカーの保証期間
産まれてからしばらくの間って赤ちゃんを連れて外に出れないんですよね。
使ってない期間も保証期間に入ってしまっているってもったいないって感じたんです。

実際、車輪に不調が出てメーカーに見てもらもうと思った際に保証期間を確認すると、ギリギリのタイミングだった我が家…

早く揃えておくのもよし、保証期間のことを考えてギリギリに準備するもよし。
保証期間を見据えての購入時期を検討する方法もあるよ!っということだけお伝えしておきます!

次回予告

私の初めての出産体験記【妊婦編】はここまで。
次回は【出産編】をお話します。
出産予定日まであと10日…っと思っていたら、突然深夜にバシャこれって破水!?
産院は車で15分!ドタバタと始まったミクmamaの初陣!

次回も読んでいただけると嬉しいです^^

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