【不安・ドキドキ・心配だらけ】初めての出産はコロナ禍の里帰り出産~産後編~

子育て

産後翌日から始まった全身筋肉痛の中での育児記録

こんにちは!ミクmamaです^^

前回、前々回の長男出産体験記では妊婦期~出産までのお話をさせてもらいました。

  • 【不安・ドキドキ・心配だらけ】初めての出産はコロナ禍の里帰り出産~妊婦編~
  • 【不安・ドキドキ・心配だらけ】初めての出産はコロナ禍の里帰り出産~出産編~

今回は出産翌日~退院後までをお話してみたいと思います。
いつの間にか3記事目になっていましたが、長男の出産体験記はこれがラスト!

これから出産を控えている方の何かしらの参考になったら嬉しいです。

出産後の退院までの記録

ベビが無事爆誕し、分娩室でしばらく休んだ後個室へ移動し夕食を爆食。笑

産まれて間もないベビは、このままベビー室で預かってもらうことに。
でも分娩室で初対面してから会えずに寝るのもなんか寂しい…

「寝る前に顔見に行ってもいいですか?」

と聞くと「じゃあ今、連れてきてあげるよ~」とすぐにベビを部屋に連れてきてくれました!
スヤスヤと眠っっているベビが目の前に…!!

か、か、かわいい!!!なんて尊いんだっ!!

スマホのカメラで写真を撮りまくる親バカ炸裂。笑
そしてその写真が贈られるのを待っている家族に送信するとみんな声を揃えて一言。

「じーじにそっくり笑」

…。

…た、確かに。

…見れば見るほどじーじにしか見えなくなってきた。

やめろっ!やめてくれっ!!笑

産後1日目-会陰切開と全身筋肉痛のリアル-

ベビを預けて就寝したものの、アドレナリンが出ていたのかなかなか寝付けず。
4時間ほどで起床。

目が覚めてベッドから起き上がろうとした瞬間!

なんなんだ、この全身の筋肉痛はぁぁぁぁ!!!

こんなところ筋肉痛になんかなったことない!どうやったらこんなところ筋肉痛になるの!?

っと思うほどに体の隅から隅まで筋肉痛!!
これだけ全身に力が入っていたんですねぇ。

それに加えて会陰切開の痛みよ
私はもともと痛みに多少強いタイプだと自負はしており、この会陰の痛みは耐えられない程ではない。

ただこんなとこ切ったことないので、未知の場所の痛みに苦戦しました。
なによりトイレに行くのが最初は本当に怖かった…
傷に沁みると聞いていたし、力んだら裂けちゃうんじゃないかと。(恐怖)
初回こそビビり過ぎてトイレに長時間滞在しましたが幸いにもそこまで傷に沁みることなく、少しずつ慣れていきました。

そしてそして産後の強い味方と前評判は聞いておりました!

円座クッション

考えて下さった方、ありがとう!まさに神アイテム!
さすがに初日に座るときは恐る恐る円座クッション。
でもこれがあったおかげで座ることへの恐怖は軽くなっていきました。

そんなこんなで産後の試練に試行錯誤していると朝食の時間。

助産師さんが朝食後にベビを部屋に連れてきてくれると言っていたので、最低限の身支度をして部屋でソワソワしながら待機。

していたけれど、待てど暮らせどベビが来ない…。

9:30…

10:00…

10:30…

絶賛コロナ禍ということもあって個室の外へはあまり出ないのがなんとなくのお約束。

どうしようかなぁ…ナースコールそろそろ押そうかな…

っと思っていた矢先に、ベビが部屋に到着!
どうやら授乳のタイミングで連れてきてくれたみたい。
そのまま助産師さんからの授乳指導と調乳指導、オムツの変え方とお世話ボードの記入の仕方をレクチャーしてもらいました。

ここで貴重な体験だったのがオムツ!

こちらの産婦人科は入院中は布おむつを使用していました。
退院後に紙おむつを使うようになってから余計に思ったのですが、布おむつムズイ!!
(あくまで個人の感想)

布おむつカバーに布おむつをセットしてベビの下に片手で忍ばせ…
なんてやってたら要領悪すぎて布おむつがずれるずれる…

結果、おむつカバーのマジックテープが上手く止められなかったり、位置が悪くて横漏れしたり…
私はおむつの一つもできないのか…って落ち込んでました。

でもさ…初めてだもん。
出来なくて当り前だよね。退院したら紙おむつだし!
っと開き直り何とか退院まで乗り切りましたが、紙おむつってホント便利。(しみじみ)

ミルクの調乳も自室で自分で行うのがこちらの産院のやり方。
用意されていたのはキューブタイプの粉ミルク。
育児雑誌で存在は知っていたけど、実際に触ってみるのは初めて。

な、なんて便利なんだ…

割高なので日常では使わないけど、これはいろんな場面で便利。
育児グッズの進化に感謝が止まらないミクmamaなのでした。

そして授乳が終わると今度はゲップ
先輩ママ達の体験談でもよく聞きましたが、私もこのゲップにかなり苦戦しました。
教えられたとおりにやってもなかなか出ない…

出るまで粘ってみても、出る気配がない。

でも横にすると、しばらくして吐いちゃう。
こんな小さくてまだ何もできないベビが吐いている…!?

もう吐いてしまうことが心配なうえにかわいそうで堪らず…
何度も何度もナースコール押してました。

でも助産師さんは慣れた手つきで処理をして心配し過ぎる私に一言、

「赤ちゃんは吐きやすいから。仕方ないのよ」

「吐いてしまったものが気道に入らないように、吐いた時に少し横に向けてあげれば大丈夫」

もぅ心配で心配でたまらない私に優しく声をかけてくれました。

この小さな命を私が守らなくては…。
ちょっとでも吐きそうな様子を見せたら横にしなきゃ。

自分で自分にプレッシャーをかけてしまい…
ミルクを飲んだ後は新生児用のベッドにジッと張り付いて様子を見ていたのが懐かしいです。笑

夜間の母子同室は産後2日目から。この日も一人でなかなか寝付けない夜を過ごしました。

産後2日目-コロナ禍で叶った奇跡の30分面会-

この日は朝食前にベビが来室!したものの、明け方に飲んだミルクを吐き戻し…。
さらに時間になっておっぱいをあげようとしてもえずいて咥えてもらえず。

そのうちに私の朝食時間。

「一旦、預かっておくからご飯ゆっくり食べて!」

ベビさんあっという間に退室。…寂しい。

まだまだ筋肉痛は継続中。
ロボットのようにしか歩けないのがツライ…。

はぁ、ちょっとの移動でもツライわぁ…っと心の中でぼやきながら椅子にドスッっと座って朝食。

…。(モグモグ)

…。(ベッドを見た)

…。(ベッドの上に円座クッション…??)

…円座クッション無くても座れてる!笑

しかもドスッって通常の勢いで座っちゃったし。
あっという間の円座クッションからの卒業でした。
(無理はしないで使いましょう。私は特殊でした。)

この日の予定は私は血液検査、ベビは聴力検査とK₂シロップの内服。
そしてなんと、叶わないと思っていたパパとの対面がありました!!

コロナ禍ということもあり立ち合い出産も面会も入院前までの説明では禁止。
しかし感染者の状況を鑑みて30分のみですがパパ限定の面会を許可してくれたのです!(わーい)

無事私の血液検査、ベビの聴力検査、ミルクに入れたK₂シロップの内服も完了!

いよいよ30分間のパパとの対面が始まりました。

想像にお任せしますが、まぁ一言で言うとデレッデレのデレ。笑
まさに親ばか。この一言に尽きます。笑

そしてここで初めて顔を見ることができたので、2人で名前を命名。
顔を見てから決めようといくつか絞っていた候補の中から「これだよね!」っと意見が一致。

この時から名前で呼べるようになったのはやっぱり感慨深かった。

後ろ髪引かれまくりのパパが帰った後の夕食はずっと楽しみにしていたお祝い膳♪

お祝い膳

シーフードサラダ、ステーキとパン♪

お祝い膳デザート

デザートまでしっかりと^^
めちゃくちゃおいしかったなぁ…と未だに思い出すほど印象残ったお祝い膳。
ここの産院で産めてよかったとつくづく思った瞬間でした。(食い意地!笑)

そしてついにやって来た夜間。
今日から夜間の母子同室だ!っと意気込んていたら

「寝れるときに寝ておいた方がいいよ!」

「退院前に一晩一緒に過ごしてみたらどうかな?」と助産師さん。

たしかに産前からなかなか寝れていない。
ちょっと寂しい気もしたけれど、この日も助産師さんのお言葉に甘えてベビを預けて一人で就寝。

産後3日目-初めての沐浴と夜間母子同室-

産後の中では少しゆったり眠れて迎えた3日目。
この日の予定は私の体重や血圧なんかの計測、そして沐浴指導がありました。

沐浴指導は他のお母さん&ベビちゃんと合同で実施。
助産師さんがミクmamaベビを実際に沐浴に入れ、見本を披露。
そのまま交代して沐浴をやってみましたが、正直言うと怖かった

産院の沐浴用のお風呂が家庭用と比べて深かったというのが怖かった一番の理由ではありましたが、あんなに小さな体をお湯の中で支えつつ洗うのはなかなかの緊張感でした。

でも何なんでしょうね。
ベビの「あ~きもちいっ」って聞こえてきそうなあの顔。笑

いっちょ前だなぁ。なんて笑ってしまいました。

そしてあっという間に入院生活は今日が最後。
明日ベビの検査で何事もなければ退院ということなので、いよいよ夜間の母子同室を体験することに!

19時ごろの授乳を終え、次のミルクは23時ごろ。
それまで横になって眠ろうとしましたがベビが動くたびに敏感に目が覚める。

結局、眠ることができず23時の授乳を迎えました。
一通り授乳を終えてベビをベッドに戻すも、今まであまりなかったグズリが発生。

抱っこしてあやしてもなかなか治まらないし、寝もしない…
どうしよう…っと困っているとコンコンっとノックの音。

「声が聞こえたから…」

来てくれたのは助産師さん。
助産師さんが抱っこしてあやしてもなかなかグズリが収まらない。

「今夜はこっちで預かろうか?明日からが本番だからゆっくり寝て!」

ありがたき…っと感謝するとともに

「私にはできないのだろうか…」

という不安と焦りでかなり自己嫌悪に陥りました。

産後4日目-無事退院-

結局夜間の母子同室をほとんど体験しないまま迎えた入院最終日。

朝食を食べ終え、荷物をまとめて退院準備。
その間にベビは先天性代謝異常検査と黄疸検査を受け無事退院が決まりました。

夫が車で迎えに来てくれたので、新品のチャイルドシートに座らせ実家へと帰宅。

デレデレに目じりを下げた両親が到着した車まで迎えに来てくれました。笑

その後、近くのドラックストアへ向かい産院で使用していたミルクと同じ種類の粉ミルクを購入。
授乳におむつ替えにしばらく追われる日々を過ごしました。

退院後-夜間育児の孤独な戦いと里帰りの重要性-

退院から2日後、実家に一緒に滞在していた夫は自宅へ。
出生届に健康保険証の申請、児童手当・医療証の申請など各種手続きをこなしてくれました。
(感謝、感謝)

そのまま夫は仕事へ復帰、週末はこちらへ通う生活へ。

私はというと日中は両親の協力もあり休みながら育児に取り組めていました。
しかし夜間になると一人孤独にベビ対応。

夫がいる時には調乳や夜泣きなどを手分けしてやってくれていたので頼もしかったのですが、一人となると調乳、授乳、寝かしつけ…当たり前だけど全て一人でこなす。

時には飲んだ後、ゲップがなかなか出なくて長時間戦っていたり、寝付かずにずっと抱っこで歩き回っていていつの間にか夜が明けているなんて日も全然ありました。

この時期はやっぱりしんどい。

なにより寝れないと何もかもが上手くいかなかったりする。

「退院前に少しでもゆっくりしておいた方がいい」と預かってくれていた助産師さんの対応が身に染みた時期でもありました。

そんなしんどい時期の里帰りを受け入れてくれた両親には感謝しかありませんでした。

「産後は床上げまでは休まないと」

っと退院して1か月ほど、ご飯や洗濯など家事はほぼ全てやってくれた母。

「見ているから昼寝しておいで」

っと自宅にいる間はできるだけ昼寝を促してくれた父。

「昔と今じゃ育児の方法なんて全然違うから」っと、私が何か聞くまで育児のことに干渉してくることはなく、一緒に考えてくれる頼もしい存在でした。

産後~退院後の生活を振り返って

振り返ってみると産院での生活は安心そのもの。
ベビの対応や育児の不安・質問はすぐに確認することができる助産師さんは強い味方。

安心して預けられる環境だからこそ「産院ではゆっくり休んでね」と助産師さんに言われた通り、

とにかく寝れるだけ寝て回復する

これに尽きたなと思います。

もちろん夜間育児を入院中に経験するのも大事だと思いますし、母子同室がノーマルという産院もあると思います。
ただ私の場合は出来るだけ寝て回復、これが精神的にもあっていました。

退院してからは夜間対応は避けられない。

だからこそ休めるうちに休む!

今の私だから言える言葉ですね。

私も退院後はしばらくの期間、睡眠不足と戦いました。

イライラもしました。

深夜にベビと一緒に泣きました。

頭が働かなくて「何してんだろ…」っと自己嫌悪になることも多々ありました。

でもそんなときは夫と一緒に両親、自治体の産後ケアを頼りながらなんとか乗り越えてきました。
全て抱え込まず周りに頼ってよかったんだと改めて思います。

まとめ

この時産まれた長男はもうすぐ5歳。
新生児期の辛かった時期はあっという間の出来事。

子供の成長は本当に早いものです。

いうて子育て歴5年。
まだまだ私の経験していない子育てがこれからも待っていると思いますが、

「楽しく子育て」

これを目標にこれからもママ業を頑張っていきたいと思っています。
(あ、全然毎日イライラしてます。あくまで目標です。笑)

さて今回も長文になってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございました。
次回はまた違った出産体験についてお話します。

長男1歳半での次男出産!
計画無痛分娩のはずが、まさかの分娩時間29時間!?

長男が保育園に通っていたこともあり、里帰りはせずに計画無痛分娩を選択。
…したもののやっぱり出産は思うようにいかない!

ミクmamaが経験した計画(倒れ?笑)無痛分娩。
お楽しみに。

それでは~(@^^)/~~

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