鼻の奥の不快感を解決!【ハナクリーンS】の効果と失敗しない使い方を徹底レビュー

生活

慢性的な鼻の奥の不快感…耳鼻科の受診から始まった鼻洗浄との出会い

こんにちは!ミクmamaです^^
みなさん、鼻洗浄ってやったことあります??

私はこれまでの人生、鼻洗浄をしようと思ったことが正直なかったです。
特にそういう機会にも出会わなかったというのが正しいかもしれません。
でも花粉の時期に鼻の中が洗えたらなぁ…と安易に想像したことはありました。

でも「よし!鼻洗浄をしよう!」とは微塵もならなかったです。
だって…水が鼻に入るって痛いじゃない!?

「絶対に痛いだろう!」というイメージが先行して、鼻洗浄は私の人生から完全に除外していました。

しかしながら今回、耳鼻科先生勧められたことがきっかけで鼻洗浄に挑戦することになったのです。

診断は慢性上咽頭炎…?

いつからかは覚えていないのですが、しばらくの間こんな症状が続いていました。

  • ずっと鼻の奥に粘着質な鼻水がある
  • かんでも鼻水が出てこない
  • 痰も治まらない
  • 夫から身に覚えのない「鼻声」疑惑を掛けられる

その他に症状はなく、鼻の奥の不快感があるだけ。
そんな時、子供の耳鼻科を受診する機会があったので一緒に私も診てもらうことにしました。

症状を聞いた先生はファイバーカメラで鼻の奥を見て下さり、ついた診断名は「慢性上咽頭炎」
一見正常のように見える上咽頭が、疲れやストレスなど何らかの原因で粘液を出し続けているとのことでした。

私の場合、この粘液の分泌を止める薬はないとのことで不快感を軽減する鼻洗浄がいいと勧められました。

「げっ…鼻洗浄か…」

っと思った正直な気持ちもありましたが…
カメラに映った上咽頭にまとわりつく粘液をはっきりと目にしてしまった衝撃の方が勝り、ついに鼻洗浄という選択肢を受け入れたのでした。

今回使用した鼻洗浄はコチラ!

ハナクリーンSの本体と、専用洗浄剤「サーレS」のパッケージ

こちらは耳鼻科で鼻洗浄を勧められた際に頂いたパンフレットに掲載されていた商品。

ハナクリーンSの隣にある青い箱は専用洗浄剤
ハナクリーンSにも専用洗浄剤が10包ついていますが、Amazonで専用洗浄剤50包とセットで販売しているものがあり、今回はセットで購入しました。

  • 販売名: ハナクリーンS
  • 価格: (専用洗浄剤セット)  ¥3,640 ※今回購入したもの
  •    (ハナクリーンSのみ)  ¥2,518
  • 一般的名称: 手動式生体用洗浄器(一般医療機器)
  • 使用目的: 鼻腔内の洗浄

ハナクリーンを選んだ3つのポイント

  1. つーんとしない(一番大事!!)
  2. 購入後のアフターサービスが充実
  3. 耳鼻科医が考えた鼻洗浄器

1.つーんとしない

なにより重要視したのがこの「つーんとした痛み」への対策!
このハナクリーンSは快適な鼻洗浄の条件「温度」「濃度」「水圧」を適切に調整することができるので、つーんとしないとのことで期待大!

温度

付属の温度計シールで、体温に近い38度〜40度の洗浄液が簡単に作れます。人肌程度の温かさが、つーんとする不快感を抑えてくれる!

濃度

専用の洗浄剤「サーレS」を溶かして使うことで、鼻の粘膜に合わせた最適な濃度の洗浄液が作れます。これがつーんとしない一番の理由!

水圧

洗浄液を勢いよく出すのではなく、シャワーのようにやさしく噴射するノズルになっています。鼻の奥までしっかりと洗浄液が届き、花粉やホコリを効果的に洗い流してくれます。

2.購入後のアフターサービスが充実

  • 使い方やお手入れ方法の動画が見れるQRコードがついている
  • 各部品別売りで販売している

驚いたのはボトルやノズルといった大きな部品だけではなく、弁や中に入っている小さなボールまで個別で販売しているということ!これなら一部壊れてしまった時や紛失してしまった時も、全部を買い直しする必要がないですね。パーツによっては定期的な交換を推奨しているので確認が必要ですね。

3.耳鼻科医が考えた鼻洗浄器

なんといってもパッケージに「耳鼻科医が考えた洗浄器」っと書いてあると、効果への期待と痛さへの不安が何となく解消されますよね。

実際に使ってみた!ハナクリーンSの実力はいかに…

  1. 使用前に中性洗剤で洗う
  2. 水温調整
  3. 薬剤を入れてキャップを閉める
  4. 洗浄開始!
  5. 洗浄後は…

1.使用前に中性洗剤で洗う

まずは中性洗剤で洗浄!小さな部品もあるので、無くさないように注意しながら慎重に洗います。

洗浄後のハナクリーンS

2.水温調整

適温である38℃〜40℃を目指し洗浄水を作っていきます。
試しに給湯器の温度を40℃にして容器にお湯を入れてみました。

ハナクリーンS本体ボトルに付属している温度計(給湯40℃)

ここの温度計シールは38℃から2℃刻みで表示されるはずなのですが、何も表示なし。
やっぱり40℃設定の給湯のお湯では38℃以下になってしまいますね。
今度は給湯の温度を43℃にして入れてみました。

ハナクリーンS本体ボトルに付属している温度計(給湯43℃)

写真では分かりにくいですが肉眼だと38℃の表示がうーーーーーっすらと…見える。
でもはっきりとは表示されないのでギリギリ38℃というところでしょうか。
すぐに冷めてしまいそうですね。

ということで、40℃前後のお湯を入れることは諦め、説明書記載のもう一つの方法でトライします。
ボトルの側面に記載されている「C」のラインまで水を入れ、そこに「H」のラインまで熱湯を入れて湯温を調整します。ちなみに熱湯は98℃に保温してあるポットから注ぎました。

ハナクリーンS本体ボトルに付属している温度計(水と熱湯)

おお!素晴らしい!一発で40℃まで表示されました!
(38℃の文字は緑色だったんだ;さっきのは薄すぎて色まで分かりませんでした)
この方法が一番早くて確実でしたね。

3.薬剤を入れてキャップを閉める

水温調整が済んだら、今度は洗浄剤「サーレS」を1包投入!

ハナクリーンS本体ボトルにサーレSを投入

説明書では棒状のもので撹拌するとなっていますが、私ズボラなもんで…
キャップをしてボトルをフリフリ〜笑
個人の感想としては特にこれで問題なかったです。

ハナクリーンS本体ボトルにキャップを装着

ただ1点注意しなければいけないのがキャップ!
説明書にも記載がありますが、必ずノズルを上まで引き上げて固定してからキャップをしないと洗浄する際に洗浄液がうまく出ないしノズルが伸縮してしまってうまく使用できません!

これにまんまとハマった私は「うまく洗浄液が出ない…!?」っと初回を無駄にしてしまいました。笑
(ズボラ撹拌したせいで説明文を読み飛ばしてしまった報い…)

必ずノズルを引き上げて固定してから本体に取り付けてください!(はい!取り付けます。)

4.洗浄開始

いよいよノズルの先端を鼻にセットして、気管に洗浄液が入らないように「えー」っと発音しながらいざボトルをプッシュ!最初は少し怖さもあってためらいがありましたが、なかなか入っていかないので思い切ってもうひと押し…

すると反対の鼻から出てくる洗浄液と粘着質な鼻水!

生活していて鼻水が垂れてくる状況ではなかったのですが、それでも「おーー取れてる!」っと実感できたので奥に溜まったものが出てきたんだと思います。

私の場合は洗浄液を入れた鼻の穴と反対側の鼻の穴から洗浄液が出てきましたが、洗浄液を注入した側の鼻の穴や口からでる場合もあるとのことで、流れる方向は個人差があるようです。

5.洗浄後は…

両鼻の洗浄が終わったら鼻を片方ずつ優しくかんで残った洗浄液を出します。鼻をかむ際は下を向いてかんだ方が耳に違和感が出なかったのでオススメ。(あくまで個人的な感想)

その後、約10秒程真下を向いてそのまま5秒ずつ左右に向く動作を2~3回繰り返します。
さらに私は真上を向いていると鼻の奥で洗浄液がタラタラと流れてくる感じがあったので吐き出して終了!

容器は中性洗剤で洗い、ノズル内部の洗浄液も洗いだしてお片付け完了です。

使ってみての感想

鼻の奥に洗浄液が入った瞬間…隠しきれないつーん。笑
このプールやお風呂で鼻に水が入ってしまった時の感覚!!
完璧につーんは取り切れませんでしたが、それでも普通の水が入るよりは軽減されていた気がします。むしろ洗浄液が1回通ってしまえば慣れてしまいます。

でも反対の鼻から再度洗浄液を入れると「おっ…またきた…」っていう感じでしっかり両鼻でつーんを体感。

これ「水を入れる際に水道水を使ったからかな?」と思って、湯冷ましを作って再度洗浄液を作ってみたのですが、やっぱり結果は変わらず現れるつーん。笑

もしかすると温度や濃度に個人があるのかな?とも思ったので、痛くない洗浄液は作れるのか、機会があればちょっと実験してみたいと思います。

全く痛みの無い鼻洗浄とはいきませんでしたが、総合的には

鼻洗浄は素晴らしい!やってよかった!

というのが正直な感想です。
今や毎日のルーティーンになりつつあるくらい、やった後の爽快感が手放せない!

実は私が鼻洗浄をすると夫に伝えると、毎年花粉症MAX症状が出る夫が興味津々だったんですね。
「やってみる?」と聞くと「怖いよー…」とか言ってたクセに、今では私より率先して毎日欠かさずやってるんですよ。笑

夫曰く、「少しつーんとするけど、それ以上にめっちゃスッキリする!」そうです。

使用する際の注意事項

実際に使ってみての注意点をまとめてみました。

  1. 洗浄後に鼻をかむ際には強くかまない(下を向いてかむ)
  2. 洗浄後に鼻をかんだりしてもしばらくの間、洗浄液が垂れてくることがある

1.洗浄後に鼻をかむ際には強くかまない(下を向いてかむ)

洗浄後に鼻をかもうと顔を正面まで上げてかんだところ耳に「ポコポコ」っと違和感がありました。その後、放っておいても特に問題はなかったのですが耳の方に洗浄液が流れてしまうと中耳炎の原因にもつながるとのこと。顔を真下に向けて鼻をかんだところ違和感はなかったので、下を向いてかむのがいいかと思いました。

2.洗浄後に鼻をかんだりしてもしばらくの間、洗浄液が垂れてくることがある

洗浄後に鼻の奥に入った洗浄液を出しても、しばらくの間だらだらと洗浄液鼻から出てくることが何度かありました。説明書にも残った洗浄液は自然に排出されますと書いてあったのですが、外出先で出てこられても困る…

外出を予定されている方は、外出直前に鼻洗浄はしない方が無難です。少し時間に余裕をもって洗浄することをオススメします。

購入先

▮ハナクリーンS本体
Amazonで詳細を見る

▮ハナクリーンS本体+洗浄剤50包セット
Amazonで詳細を見る

まとめ

今回は鼻洗浄体験をお話してみましたがいかがだったでしょうか?

個人差もあると思いますが、やっぱり完全につーんとした痛みが無くなるわけは無かったのが正直な感想です。

ただ、あまりいい印象の無かった鼻洗浄がこんなにも鼻をスッキリ爽快にしてくれるものだということは新たな発見でした。

もし同じく慢性上咽頭炎であったり鼻のムズムズ花粉症で悩んでいる方がいれば、一度試してみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました