こんにちはミクmamaです。
以前の記事(長男の出産体験記・次男の出産体験記)にも書きましたが、
我が家には3歳と5歳の息子がいます。
毎日何かしらのくだらないケンカをして、泣いて、仲直りして、はしゃいで、怒って…
賑やかな日々を送っています。
そんな日常の中で、実は我が家の長男は「療育」に通っています。
今回は療育に通うようになったきっかけと、施設に通い始めるまでの流れをお話しします。
先生に言われる前から、気になっていたことはあった
正直に言うと、保育園の先生から声をかけられるよりも前から、
日常生活の中でいくつか気になっていたことはありました。
- 何かに集中しているときや楽しくなっているとき、名前を呼んでも気づかない。
- 話し始めると同じ言葉を繰り返すことが多く、なかなか会話が進まない。
- その日のできごとを、すぐに忘れてしまう。

でも当時、長男は4歳になるところ。
「4歳って、こんなもんなのかな」
「ちょっと不器用なだけかな」
と、なんとなく流していました。
周りのお子さんとじっくり比べる機会もなかったし、
自分の子どもしか知らないので、これが普通かどうかもよくわからなかったのです。
保育園で療育を勧められた日のこと
ある夕方のお迎えのとき、
担任の先生から「息子さんのことで、少しお時間いただけますか?」と声をかけられました。
改めて時間をとってもらい、保護者面談の場を設けてもらいました。
先生が伝えてくれた内容はこんなことでした。
- 叱られる場面でも、何に対して怒られているのかわかっていない。(バツだから、僕が悪いからと言うばかり)
- テンションが高まると、周りの声や状況が入らない。
先生の言葉を聞きながら、「あ、家でもあるわ」と納得している自分もいました。
でも同時に、
「この様子は普通じゃないんだ」
「この年ごろの子はこういうもんではなく、うちの子だけなんだ…」
という現実が、じわじわと胸に沁みてくる…。
そして、「まさか言われないよね」と思っていた言葉を、先生が口にしました。
「療育を考えてみても、いいかもしれない」
正直、言われた瞬間からの会話はうろ覚えで、
「療育…」「うちの子が…?」というフレーズが頭の中をグルグル回っているだけ。
今でこそ、「個性」「その子らしさ」という言葉が腑に落ちるようになり、
「これが長男のペース!」と考えられるようになりました。
でも、当時は
「普通の子と違う」
「みんなできることが、長男にはできない」
と突きつけられたような感覚になり、抑えても堪えても涙が止まりませんでした。
「こういうお話をするのが本当につらくて、でも息子さんのためにも伝えないわけにもいかなくて」
と、先生も一緒に泣いてくれたのを今でも覚えています。
でも、いつまでもメソメソしていられません。
親として私は長男に何をしてあげられるのか…
その日の夜に、夫と緊急家族会議です。
相談窓口への電話は翌日に…夫と話し合って決めたこと
その夜、夫に面談の内容を話しました。
「それなら話は早い方がいい」
「長男が困らないように、できるだけのことをしてあげよう」
夫はマイナスな言葉を一切吐かず、前に進むことしか見ていませんでした。
実は夫も小学生の頃、生活環境についていけず困った体験をしていたそうです。
- 移動教室でクラスのみんながいなくても、なぜ教室にみんながいないのかわからない。一人ポツンとイスに座って待ってる。
- 時間割、時計が読めない
今でも記憶にあるくらい、困った体験だったそうです。
その頃には「療育」という言葉も支援も、今ほど広まってはいなかったですし、
サポートもほとんどなかったと思います。
長男には、そんな思いしてほしくない。
前向きな言葉の裏には、夫のそんな気持ちがあったようです。

小学校に上がってから、困ることが少なくなるように。
集団生活が苦になることを、少しでも減らせるように。
長男に必要な支援は受けさせようと夫婦で気持ちを固め、翌日には自治体の相談窓口に電話しました。
そもそも「療育」って…?
「療育」という言葉、ご存じでしたか?
わたし自身、言葉は聞いたことあるけど…どんなことしてるの?っという感じの認識でした。
療育とは、発達に遅れや課題のある子どもやその可能性のある子どもに対し、
個々の特性に合わせて自立と社会参加を支援する取り組みだそうです。
苦手なことを無理に克服させるのではなくて、
長所を伸ばして生きづらさを解消できるような働きかけをしてくれる。
「治す」ことが目的ではなく、日常生活での困りごとを減らし、
将来的な自立や社会生活をスムーズに送れるようにする。
これが最大の目的のようです。
療育を受けるまでの流れ
ここからは私たちが歩んだ、実際の手順を整理します。
① 市区町村の窓口に相談する
まず最初に、お住まいの市区町村の窓口(福祉課・子育て支援課など、自治体によって名称は異なります)への相談です。
「療育を受けさせたい」
「保育園から勧められた」
と伝えれば、次のステップを案内してもらえます。
私は先生と面談した翌日に電話をして、相談予約をとりました。
相談日に福祉センターで長男を連れて出向き、長男の遊ぶ様子を見てもらいながら今までの経緯や気になることを相談しました。
この時に、保育園から指摘されたこと、家で気になることを書き出しておいたので、伝え漏れが少なく、話はスムーズに進みました。
この面談で発達検査を受けることを勧められ、翌日、検査を実施している施設に連絡をすることにしました。
② 発達検査を受ける
支援を受けるにあたって、受給者証の発行に必要なのが発達検査です
指定の施設(医療機関や児童発達支援センターなど)で受けることができます。
検査では、臨床心理士の方が言語の理解・記憶・視覚的な処理など、さまざまな側面から発達の状況を確認します。
「検査」と聞くと身構えてしまいますが、実際には遊びに近い形式で進めてくれました。
長男も色々な課題を、楽しそうにやっていたのが印象的。
ここで注意してほしいのが、待機期間の長さ。
私たちが指定の施設に最短での発達検査を予約したところ、なんと検査日は5か月後でした。
地域や施設によって異なりますが、すぐに検査が受けられるとは限りません。
「気になるな…」と思ったら、早めに動くことを強くおすすめします。
③ 受給者証を発行してもらう
発達検査の結果をもとに、支援の必要性があると判断されると受給者証が発行されます。
受給者証とは、療育などの福祉サービスを利用するための証明書です。
これがあることで、施設の利用料が大幅に抑えられます。
2024年10月から児童発達支援は所得に関わらず無償化されました。
なので受給者証を取得して支援を受けるのであれば実質、自己負担額は0円。
とはいえ利用するサービスや年齢、自治体によっては自己負担額が発生する場合があるので、
ご自身の環境に沿った情報を確認してみてくださいね。
④ 空いている時間に施設を見学しておく
発達検査の予約は5か月後…その間、何も進捗がないのはなんだか不安。
私は検査日までの空いた時間で、自宅から通えそうな支援施設を数か所見学に行きました。
長男を連れて行って様子を見てもらったり、私だけが出向いて話を聞いたり、実際に支援に参加させてもらったり、施設によって見学内容は様々。
検査もまだで、実際に通うことになってもだいぶ先のこと。
その時になってみないと、施設に受け入れ可能な空き(定員)があるのかどうかはわからない。
それでも現在の利用状況や、空きの目安などは相談に乗ってくれました。
受給者証が発行されたらすぐ通い始められるように、事前に通所可能な施設の候補を選び、
施設側にも情報を入れておくと焦らずに済みます。
待ちに待った発達検査の結果は、支援の必要性があるという内容でした。
受給者証の発行が確実になった時点で、事前に見学に行っていた施設の空き状況を再確認。
無事支援を受けられることになったので、
検査の2週間後には施設と契約を交わし、受給者証発行と同時に療育を開始しました。
おわりに
先生に療育を勧められたあの日は、現実を受け入れるのに少し時間がかかりました。
でも今振り返ると、あのとき先生が声をかけてくれてよかった、
早めに動けてよかったと思っています。
長男の将来の困りごとが少しでも減らせるように。
「うちの子ももしかして?」と感じているなら、
まず市区町村の窓口に電話するだけで一歩になります。
待機が長くなることもあるので、気になったときが動き時です。
次の記事では、実際に療育に通い始めてからのことをお話しします。

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