こんにちはミクmamaです。
以前の記事(離乳食の献立表、作ってよかった)でもお話しましたが、
初めての食材は「1日にひとつだけ・小さじ1から・平日の日中に」
教えの通り、私もこれはしっかり守っていました。
……守っていたんです。
でも離乳食をはじめて数週間後、突然、思わぬ出来事に見舞われました。
今日は、次男の卵で起こったヒヤリとした話を書きます。
少量ずつ進めていたのに、突然の嘔吐。
それでも今では普通に(むしろ大好物)食べられるようになるまでのことです。
※これは我が家で起こった一例で、次男は「消化管アレルギーの可能性がある」と説明されました。症状や診断、その後の進め方はお子さんによって異なります。自己判断で原因と思われる食品を食べさせたり、除去を続けたりせず、必ず医師に相談してください。
嘔吐が止まらない、水分が取れない、ひどく元気がない、意識がはっきりしない、呼吸が苦しそうなどの場合は、様子を見続けず医療機関へ相談してください。緊急性が高いと感じた場合は119番を利用します。
ちゃんと少量ずつ進めていたのに、授乳後に嘔吐
卵は教科書通り、「ごく少量から・平日の日中」に、慎重に進めていました。
…ところが。
離乳食をはじめて数週間、卵を数回試して順調に量を増やしていったある日。
離乳食のあとの授乳中に、むせたと思ったら突然勢いよく吐いたんです。
初めてのことだったので正直、めちゃくちゃ焦りました。
でも、一回吐いたらケロッとしてる。
特に1回吐いた以外は症状もない。
…おぬし、胃腸炎か?
心配になって念の為受診したクリニックでも、同じような見解。
そこからしばらく様子を見ていましたが、下痢も嘔吐も全くない。
何だったんだろう…?
不思議に思いながらも、また普段の生活を送っていましたが…
突然、また授乳後に嘔吐。
前回との共通点は、離乳食で卵を食べたこと。
これは胃腸炎じゃなくて、卵が原因の何かだ…。
もしかしてアレルギー?
不安に駆られながら、クリニックを再度受診しました。

受診して言われたこと
先生からは、じんましんや呼吸の症状が出るような、
いわゆる典型的な食物アレルギーとは少し違うようだ、というお話でした。
ではなぜ、卵を食べた時にだけ吐いてしまうのか…。
そのときに、可能性のひとつとして「消化管アレルギー」という名前が出てきました。
はっきりと診断名がついた、というより、「その可能性があるね」という感じでした。
「消化管アレルギー」ってなに?
管理栄養士としてアレルギーの勉強もしてきたはずなのですが、「消化管アレルギー」という言葉が、まったくピンと来ませんでした。
あとから調べてみたので、私が知った範囲で少しだけ書いておきますね。
国立成育医療研究センターでは、消化管アレルギーを「食物たんぱく誘発胃腸症」として解説しています。その中には、原因となる食物を食べて1〜6時間ほどで繰り返し嘔吐することがある「急性食物たんぱく誘発胃腸炎(FPIES)」など、複数のタイプが含まれます。
いちばん「なるほど」と思ったのが、いわゆる食物アレルギーとは症状の出方が違うというところ。
アレルギーというと、じんましんが出たり、咳やぜいぜいが出たり……
というイメージがありますよね。
私もそう思っていました。
食物たんぱく誘発胃腸症では、じんましんや咳・ぜいぜいなど、一般的な即時型食物アレルギーの症状がみられないことが特徴のひとつとされています。ただし、症状だけで家庭で判断することはできません。
代わりに出る症状が、原因となる食べ物を食べた時に繰り返す嘔吐。
……あぁ、まさにこれ。
そしてもうひとつ大事だと思ったこと。
「もう食べられるかどうか」の判断は、必ず医師にしてもらうこと。
自己判断で試してしまうと、症状が強く出てしまうおそれもあるのだそうです。
だからこそ、気になることがあったら自分で判断せず、必ずかかりつけの先生に相談してくださいね。
参考
・食物たんぱく誘発胃腸症(消化管アレルギー)|国立成育医療研究センター
・食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)・嘔吐発作時の資料|アレルギーポータル
・こんな時は迷わず119へ|厚生労働省
次男のその後…
その後は先生に相談しながら、「消化管アレルギー」に対する指導を継続しました。
先生からの指導については、その子の症状などで変わってくると思いますので、
ここではあえて書くのを控えておこうと思います。
同じようにやっても、むしろ悪化してしまうお子さんもいるかもしれないので、
ここは必ずかかりつけの先生にご相談いただきたいです。
でも指導を続けているうちに気がつけば、次男は卵を普通に食べられるようになりました。
むしろ喋れるようになってからは、
「たまご焼きが食べたい!」
「たまごがいぃー!!」
と卵大好き人間へと成長していきました。笑
あんなに悩んだのが不思議なくらい、当たり前の顔で食べています。

これも調べてみて知ったことですが、
このタイプは幼児期のうちに治ることが多いと報告されているのだそうです。
もちろん経過はお子さんによって違いますが、あのときの私は何も知らなくて、
ただただ不安なだけでした。
あの時、クリニックを再度受診して、先生からの指導をもらえて本当に良かった。
「いつもと違う、これが原因かもしれない…」
気になった時には、クリニックにかかるのが大事だなとつくづく思いました。
教科書どおりにはいかない離乳食
こうして振り返ると、次男の離乳食は、なかなか思いどおりにいきませんでした。
慎重に進めていても吐いてしまうし、食べてほしいものは食べてくれないし。
でも、今となっては全部、懐かしい思い出です。
管理栄養士でも、我が子の離乳食は教科書どおりにはいきません。
吐いたり下痢をしたり、「なんかいつもと違う…」と思ったら、
ひとりで判断せず、かかりつけの先生に相談してくださいね。
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